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先日夫は3日間の闘病生活の末願いもむなしく自然の摂理のもと安らかに逝くではなく、還っていきました。
“無くして気づくありがたさ”感謝をどう表して良いか判りません。
恩を返すことは出来ませんが、感謝する生活、影のはたらきをする覚悟です。
生と死　人間が自然の一部であることを認識し生の一部を日々自然の摂理のものとして生きた人ほど、安らかに迎える事を体験致しました。
主人の残した我が家に伝わる良き習慣、良き家風を子供達に継承していきたいと思います。
ありがとうございました。

この十日ほどの間に「福圓寺ＰＣ教室」で共に学んできた T.Mさんと Y.Hさんが続けて亡くなられました。T.Mさんは脳出血により発症から僅か三日、Y.Hさんは二年余り病と闘ってきましたが、共に60歳代半ばでお浄土へ還られました。
お二人とも日本の高度成長期を懸命に働いてきて、定年を迎えた後も元の職場で請われて数年間勤め上げ、さあー、これからは自分の人生だと趣味に始めたパソコンでしたが、それもようやく面白くなり始めた頃のことでした。
先日の「日々龍笛」の“涅槃会”の中に『私たちは平素・・・「死」はまだ遠き存在であって欲しいと願っていますが、・・・その時が来ても、決してあわてないように、たとえ肉体の生命は消滅しても、永遠に消えることのない命の世界に目覚めておきたいものです。』とありました。
お浄土と言う「永遠の世界」への旅立ちかもしれませんが、折角、縁あって数年ではありましたが共に楽しみ、学んできた仲間としては寂しい限りです。南無阿弥陀仏！