随感

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十夜法要も終り、少しづつ今年も押し迫って来た感があります。
朝 本堂でお念仏をしていると、理屈ぬきに阿弥陀様の光明を頂いている事に気付くことがあります。日常の生活の中では自分の生来持ち合わせているところの煩悩の雲に隠れて殆ど気付かないことでも、本堂の阿弥陀様の前に座ると“良いことも悪いことも”すべて計らいの中にあるものと感じられ、気持ちの良い空間が広がってくる。
法然上人の「月影の いたらぬ里は なけれども ながむる人の 心にぞすむ」の歌のように……
至心合掌