忌明け法事
昨日(1月28日)、昨年12月に行年92歳でお浄土に帰られた、皆川力蔵さんの忌明け法要が、福圓寺ご本尊前に遺骨並びに位牌を安置して行なわれました。当日は、岡山県倉敷市より家族親族が来られ、地元におられる親戚の方々と共に、本堂で供養の後、福圓寺蓮華藏(納骨堂)に遺骨を納め、聖光殿にてオトキを頂き、しばし故人を偲びました。 “生まれては、まず想いでん古里に、契りし友の、深き誠を”(法然上人) この歌は、宗祖法然上人の引摂縁(いんじょうえん)の歌です。 五重相伝結縁以来、ともに念仏申した ふるさと福圓寺の阿弥陀様のもとで、念仏同行の方々と如来の光明に照らされながら、親しく語り合っておられることと確信いたします。合掌 ※ 写真は、故人の娘さんが岡山より持参くださった、岡山で法事の折にお供えする慣わしとなっている菓子(餡子の沢山入ったお饅頭?直径約20センチ程の上下2段重ねの色とりどりの和菓子)とのことで、後で皆で分けて頂きました。
合掌会and新年会
昨日、1月23日 午後5時30分より恒例の合掌会と終了後新年会が行なわれました。23日は先々住秀逸上人の命日で、50数年前から毎月念仏講が開かれ、また、1月23日は法然上人が建暦2年(今から796年前)に一枚起請文を記された日であり、福圓寺では、この2つを記念して、毎年檀信徒新年会を行なっています。今年は51名の参加があり、しばし楽しい一時を過ごさせていただきました。
温故知新
数日前からどうもネット接続の状態が良くないなと思っていたら、案の定 3日程前からネットに繋がらなくなり、昨日何とか復旧、事無きを得ました。三日間貯まったメールの対応に追われ、皆さんにはご迷惑をお掛けしたと思います。この位と思わずに始めの対応が肝心だと痛感いたしました。 ホームページ「福圓寺・ネット」を開設して半年、お檀家ブログにも投稿をいただくようになり、福圓寺にもI.T革命がゆっくりと起きつつあります。10年前ならあまり重要視もしなかった「インターネット」が、これ程身近になるとは誰が予想したでしょう。様々な意味で便利な世の中になってきましたが、それら便利な「モノ」を使っていくのは、いつの時代も変わらない「人の心」だということを忘れないように、常に心に留めておきたいものです。合掌