仏名会
12月23日午後7時より今年最後の寺行事 仏名会が奉修されました。殺すことなかれと導いてくださいますのに、命をいただかなければ生きていけない私であり、盗む事なかれと導かれているにもかかわらず、無意識のうちに与えられた大切な時間を無駄に費やしている私であり。自分は少しでも良く思われたいと人の悪口をいい、自分に不要なものまで欲張って 人様にとっては大事な使い道があったであろうに、むさぼっているような私ではないでしょうか。 仏名会とは、今年一年 知らず知らずのうちに作った罪を「南無阿弥陀仏」の中に反省させていただき、み仏の み心の中にふかくいだきとめられ生かされている私であることに気付かせていただく法会です。お蔭様で、今年も仏心深き20数名の檀信徒の参加により厳粛な中に終えることができました。「雪の中に 仏のみ名を称うれば 積れる罪ぞ やがて消えぬる」(法然上人) 合掌
三菱方城炭鉱93回忌祥月供養
十夜法要
供養
先日法事で東京から帰省された中川政則さんより、お礼のメールとその折に読まれた「俳句」を掲載させていただきます。「追善の 供養 師走の阿弥陀仏」 (以下 中川さんからのメール)…………先ほど家族皆元気で八王子の我が家に戻りました。 今回の旅は行きも帰りも好天気に恵まれ、心に祈念する旅となりました。 二人の弟の年忌も無事おえまして、お寺様はじめ親族の者達にも唯だ感謝のほかはありません。 所で俳句ですが、お寺を出るときのものは 「時雨雲聖光山に日矢の射す」に変更下さい。 帰りも飛行機から、綺麗な富士にまみえることができました。 行き 「冠雪の富士を眼下に西へ飛ぶ」 でしたが帰りは 「埋め尽くす雲海やぶる冬の富士」 の状態でした。 祥子の句 「菩提寺の報恩たまふ師走かな」 お世話になり有難う御座いました ご老僧ご夫妻にも宜しくお伝え下さい。 政則・祥子